成田市 O様邸 リノベーション工事

江戸時代から現代まで約２００年間大切に住み継がれた古民家の改築事例になります。

〝昔の家はすべて手づくり〟

現在のように工場でつくられる既製品は存在せず、職人が手間ひまかけて造り上げる。

現代に残る古民家が持つ魅力だと思います。

魅力を活かせる工法として、素材には杉と真鍮を多く使用しています。

どちらも特徴として『変化しやすい素材』

劣化ではなく変化をしていく素材は月日を増すごとに美しい色合いになり、これから先も愛着のある住まいであってほしいと想いを込めて設計施工をさせていただきました。

広い土間には独り立ちしたお子さまが帰ってきたときに宿泊できる『客室』を設けています。

住み継がれた年月を『時』

増設した客室や人の想いを『宿り』と表現し、

『時の宿り』と名付けました。

旅館のように安らげる住空間は、これから生活する住まい手に寄り添ってくれることでしょう。